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養老元年(717年)、温泉寺の開祖である道智上人がこの地を訪れ、治らないと言われている難病の人たちを救うための祈願をしました。
その祈祷に対するお告げを聞いた道智上人は八曼陀羅の一千日修法に入り、一千日修法の満願である養老四年(720年)には「天より華雨降り、地より沸々と温泉が涌いた」と言い伝えられています。
そして、村人たちはこの湯を「曼陀羅湯」と名付けたと言われています。
屋根は御堂を模しており、入口は唐破風という特徴があります。
他の外湯に比べると比較的小さい外湯ですが、このような歴史からもわかるように、城崎になくてはならない外湯の一つです。