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家老屋敷は出石城内堀の、上級武士たちが住まったといわれる内町通りに面して建つ屋敷です。この建物、一見すると平屋にも見えるのですが、実は隠し2階があり、突然の襲撃にも備えた造りをしているのだそうです。
また、カタナを使いにくくするため、天井を低くするなど工夫を凝らした造りであったことも特徴的です。
三大お家騒動のひとつともいわれる仙石騒動の中心人物とみられる仙石左京の屋敷があった場所でもあるため、左京屋敷と呼ばれることもあるそうです。
現在では出石の資料館の役割を果たしており、大名行列の諸道具などが公開されています。